東日本大震災被災地を訪ねて

宮城県 岩沼市

【概要】

震災翌年(2012年5月初め)と震災3年後(2014年4月末)に視察した

岩沼市は、北は仙台空港を挟んで名取市に、南は阿武隈川を挟んで亘理町に接し、仙台空港の南に岩沼臨空工業団地があり、その南の沿岸部に二ノ倉工業団地がある。津波の浸水高は名取市同様、沿岸部で海抜8~10m。津波は名取市同様、内陸4km程度まで浸水しているが、仙台東部自動車道が第2の防波堤となってそれより西側の被害は小さい。被害の大きい地域は仙台空港東側の相釜地区、二ノ倉工業団地周辺の住宅地域と思われる。

なお、貞山堀と海岸の間にある特養「赤井江マリンホーム」では利用者・職員144名全員を仙台空港まで3往復、津波到達直前に避難を完了させている。岩沼市全体の死者・行方不明者は180名である。

 

【視察報告】

震災直後(2011年4月末)は通過したのみで視察は行っていない。

 

震災翌年(2012年5月初め)は名取市から仙台空港の沿岸側を通り、岩沼市に入った。沿岸部は、道路は復旧しても周囲は何もない状況である。

 

震災2年後(2013年5月初め)は通過したのみで視察は行っていない。

 

震災3年後(2014年5月初め)は仙台東部道路岩沼ICから岩沼市に入った。岩沼IC付近では宅地嵩上げ工事が行われていた。その後、太平洋沿岸の二の倉工業団地に向かった。沿岸部は堤防嵩上げ工事が進んでいる。二の倉工業団地では操業を再開している工場がある一方、放置されたままの物流施設もあり、空港に隣接した岩沼臨空工業団地と比べて復旧が遅い。次に、南下し南浜中央病院(精神科が中心)が開業中であることを確認(南浜中央病院は1階天井まで浸水したが3階へ避難で入院患者は全員無事。ただ、飲食料などを手配していた職員が1名死亡)。その後、亘理大橋に向う手前で阿武隈川の護岸の嵩上げ工事状況を確認した。

2011年

2012年5月1日

2013年

2014年5月1日