東日本大震災被災地を訪ねて

福島県 双葉町

【概要】

立入り禁止のため視察は行えないが、2014年9月に国道6号が全線開通、2016年3月に常磐自動車道が全線開通し、通過することができるようになった。震災9年半後(2020年8月下旬)に視察に入った。

 

双葉町は、北は浪江町、南は福島第一原子力発電所で大熊町と接している。北部沿岸は前田川流域に農地が広がり、南部は断崖が続き福島第一原子力発電所に至る。津波高は不明であるが、低地の沿岸部では津波高は海抜10m、南部は福島第一原子力発電所の防潮堤で上がった50m近い水しぶきから考えて、断崖での遡上高は30m近いと思われる。公開されている映像から北部の中浜、両竹地区は壊滅的な被害である。なお、双葉町全体の死者(直接死)・行方不明者は20名である。

 

【視察報告】

立入禁止のため視察は行えないが、国道6号(2014年9月全線開通)、常磐自動車道(2016年3月全線開通)を通行することができ、国道6号を浪江町から南下して双葉町に入るとまもなく左手に双葉厚生病院が見える。

 

震災9年半後(2020年8月下旬)は大熊町から国道6号を通って双葉町に入った。最初に双葉駅の南にある双葉高校(原発避難の集合場所となった)を視察、次に再開したJR双葉駅と周辺を視察した。その後、駅の西側にある双葉北小や双葉中を見て駅の東側に回った。駅の東側は双葉厚生病院、看護学校、介護施設等が集まっているが、当然稼働していない。双葉町役場もいわき市に移転したまま閉館している。双葉駅から東側には道路が伸び、原子力災害伝承館や双葉観光交流センターが建設されており、まもなくオープンする。その後は沿岸部の道路を通って浪江町に入った。

 

2017年4月26日

2020年8月24日