2.友人・知人に呼びかけておこなった支援

支援いただけそうな方々への支援要請を積極的に行うことも必要

1.2011年3月 山形県高畠町の大鍋プロジェクト推進

◆石巻市の被災者向け支援

 東日本大震災後に、Twitterで石巻の避難所で大きな鍋が不足していることを知り、322日に山形の友人数名に芋煮会で使う鉄鍋を被災地に提供できないものか連絡をしたところ、山形県高畠町の友人(伊沢良治氏)は、高畠町の様々な団体に声をかけていただき、被災地に大鍋を送るための募集が行われた。

その結果、大鍋(鉄鍋)7個をはじめ、家庭用のアルミ鍋(40cm~18cm)が約250個、フライパン、ヤカン、蒸し器が合わせて約40個など総数約300個が集まった。

送り先を探すために、石巻市専修大学に入っているいくつかのボランティアグループの本部と連絡を取ったが、受け入れは難しいとの断りが多かったが最終的に香川県に本部を置く「めぐみジャパン」に引き取ってもらうことになり、4月1日に山形県高畠町から山形県蔵王町にあるボランティア団体の支援物資と一緒に石巻に運搬。届け先のボランティアセンターである石巻専修大学では、ボランティアグループが手分けして、避難所や町内会に配って使用していただいた。

2.2011年3月 山形県高畠町からスコップ支援

◆石巻市の友人向け

石巻の友人(井上直文氏)から津波浸水した家屋の床下から泥を掻き出すためのスコップが不足していることを聞き、前項と同じ山形県高畠町の友人(伊沢良治氏)にお願いしたところ快く引き受けてくれて、山形県高畠町の皆さんに働きかけて募集したところ10本のスコップが集まり、さらに10本のスコップを新規購入いただき、4月1日に石巻の井上氏宅に20本のスコップを届けてくれた。

3.2011年4月30日 山形県高畠町から三陸の孤立被災部落への支援

◆石巻市北上町十三浜小室向け

前述の山形県高畠町の友人(伊沢良治氏)から、4月30日にどこかでボランティアできないか、との相談がきたが、GW中はボランティアを制限していた所が多かったこともあり、まだ電気が来ていない三陸の孤立被災部落への支援物資運搬をお願いした。

この孤立被災部落は、石巻市北上町十三浜小室という漁村で、ほとんどの家が津波で流されており、被害がなかった高台の家で数家族が避難生活をしている親戚の家(佐藤家・(屋号:鹿島))を紹介した。山形県高畠町の友人は、ライトバン2台で、米120キロ、水100リットル、ジャガイモ、白菜、キャベツ、玉ネギ、長ネギ、バナナなどを届けてくださった。

4.2011年4月13日 大田区の友人にお願いしたカセットコンロ等を支援

◆石巻市内の実家・親戚向け 

4月7日に大田区の防災仲間達に、実家と親戚で必要としているものをお願いしたところ、北口様、余膳様、藤田様からカセットコンロ4台、電気ポット2台、電気グリルパン1台、カセットボンベ12本、シルク衣類段ボール3箱を提供頂き、4月13日に石巻市の実家・親戚に届けた。

5.2011年5月 山形県高畠町他からの布団セット支援

◆石巻市北上町十三浜小室向け

5月上旬に、被災した親戚と電話で話していたところ、身を寄せている親戚宅には布団が十分にないことがわかり、5月7日に何人かの友人に連絡をとったところ、山形県高畠町の友人(伊沢良治様)が、高畠町で福島から飛散してきた方々用に購入した布団が今は使われていないことから、町役場との交渉が必要だがこれを提供できるのではないかとの返答があった。早速、町役場にお願いしたところ、提供が可能なことが分り、8組の布団上下セットを取り揃えていただき、枕・枕カバー、シーツなども買い揃えていただき、トラックで石巻市北上町十三浜小室の佐藤宅まで運んでいただいた。

これと並行して、5月18日にホームページ「あげます」サイトにシーツ提供情報が載っていたので、これをお願いした。横浜の主婦の方(服部様)であったが、シングル敷カバー5枚、シングル掛カバー1枚、枕(43×63センチ) 1つ、枕カバー6枚とバナナを5月21日に送っていただいた。

6.2011年7月 大田区の防災仲間から食器類を提供いただく

◆石巻市の親戚友人向け

6月26日に、大田区の防災仲間(余膳様)から、未使用の食器を提供したい旨の連絡をいただき、ダンボールで3箱分の洒落た食器を7月12日石巻の親戚宅(佐藤淳一宅)へ届けてもらい、近くの親戚で分けあった。

7.2011年9月26日  山形県高畠町の友人から秋野菜支援

◆石巻市北上町十三浜小室向け

9月初めに山形県高畠町の友人(伊沢良治様)から、コメや野菜を被災地に支援したいとの申し出をいただき、石巻市北上町十三浜小室の佐藤宅に届けていただくようお願いした。家をなくした被災者は仮設住宅に入居していたので仮設住宅へ届けてもらうことも考えたが、仮設住宅では被災者の数が多く、一部だけに配ることは、はばかられたので、9月26日に元の避難拠点であった十三浜小室の佐藤家に届けてもらい、仮設住宅の親戚にはここに取りに行ってもらうようにした。

8.2012年7月8日  さくらんぼ狩り~石巻から山形県高畠町へ

◆石巻市北上町にっこりサンパーク仮設住宅住民

何度もご支援いただいた山形県高畠町の友人(伊沢良治様)から、被災者の方々を高畠町へ招いて温泉に入ったり、懇親会を開いて交流を行いたいとの申し出をいただき、石巻で被災した親戚たちに連絡したところ、さくらんぼ狩りをしてみたいとの要望があったので、高畠町の友人につなぎ、高畠町もさくらんぼの産地であるので、「さくらんぼ狩りと交流会」を行うことにした。

7月8日に、石巻の被災者18名が車4台で石巻を出発し、10時半には高畠町に到着し、11時前からさくらんぼ狩りを行った。

9.2012年7月8日  山形県高畠町の人たちとの交流会

◆石巻市北上町にっこりサンパーク仮設住宅住民

「さくらんぼ狩」の後、12時頃から高畠町御入水公民館において、石巻の18名、高畠町の方18名と東京からの2名とで交流会を行い、被災時の命がけの話や、その後の厳しい状況の話などを話していただいたが、話すことで多少なりとも気が晴れたようだ。交流会後に高畠町の観光を行い、海で暮らす人々にとっては山の観光地は珍しく楽しんでいただいた。石巻の人たちは笑顔で帰路についてくれたことが印象に残った。