南海トラフ被災想定地域の視察報告
2 高知県宿毛市~徳島県阿南市南部
【宿毛市】高知県西部はリアス式海岸である。市役所は高台だが中心部の標高は2mで、駅前に巨大な津波避難タワーがある。宿毛湾にある大島のハイタカ神社には過去の南海トラフ地震の津波高を示す石碑がある。
2025年4月28日
・3833 ハイタカ神社
・3853 宿毛駅前の津波避難タワー
【大月町】中心部は内陸の標高50mにある。沿岸には漁村が複数ある。
・写真なし
【土佐清水市】中心部は標高2~4mの低地で両端が防潮壁ない漁港で、津波が乗り越える可能性があるが、市役所、小中高校、病院などは高台にある。中心部以外は断崖で漁村が点在する。
2025年4月28日
・3858 平ノ段(宝永地震後に高台移転)にある津波記念碑
・3861 2025年に高台にできた県立清水高校
・3869 土佐清水漁港と住宅地
・3877 大岐地区の避難タワー
【四万十市】四万十川河口に下田漁港があるが防潮壁はなく、住宅や小学校の標高は4~5mである。四万十市から黒潮町へは台地が続く。
・写真なし
【黒潮町】中心部(入野)の沿岸は標高10mの砂丘であるが、駅や住宅は標高5mにあり、町役場や小中高校、保育園は標高20mの高台にある。佐賀地区は標高3~5mで港に巨大(25m)な津波避難タワーがある。
2025年4月28日
・3886 海岸の施設と津波避難タワー
・3903 高台の町役場
・3909 低地の住宅地と津波避難タワー
・3917 佐賀地区の住宅地と津波避難タワー
【四万十町】中心部は内陸の窪川にある。沿岸の興津漁港の防潮壁の標高は約4m。宅地標高は2mで津波避難タワーが4つある。
・写真なし
【中土佐町】中心部の久礼漁港周囲の住宅標高は約4mで、2つの巨大な津波避難タワーがあるが、小中学校や町役場は標高20~30mにある。久礼以外の沿岸部は断崖である。
2025年4月28日
・3939 海岸近くの津波避難タワー(純平タワー)
・3954 漁港近くの第2津波避難タワー(5階建て)
【須崎市】中心部に大きな須崎港がある。住宅は標高2~5mで、須崎駅は3m、小中学校や裁判所は5mである。
・写真無し
【土佐市】市役所等の中心部は内陸にある。沿岸の宇佐漁港の周辺道路標高は4m+防潮壁1~2mで、高校は標高2m、小学校3m、中学校8mである。
・写真なし
【高知市】西部の仁淀川河口~桂浜は標高10mの砂丘が続き、砂丘内側の住宅標高は8m程度。中心部は標高が低く、昭和南海地震で地盤沈下により水没した一帯は標高1m以下で防潮壁も低い。医療センターや県立大は標高15mの高台にある。
2025年4月29日
・3981 五台山から見た高知市街
・3987 高台の高知医療センター
・3988 高台の高知県立大学
【南国市】沿岸部は堤防標高8m+防潮壁2mが高知空港まで続くが、宅地の標高は4~6mで多くの津波避難タワーがある。
2025年4月29日
・4005 沿岸の堤防を強化中との表示
・4011 浜海田の地盤高10mにある津波避難タワー
【香南市】沿岸部の吉川漁港~赤岡漁港間は周辺地盤7m+堤防3mの標高10mであり、内側に「ごめんはなり線」が通る。
2025年4月29日
・4034 海岸近くの津波避難場所とマンション
・4038 ごめんなはり線と津波避難場所
・4049 夜須の海水浴場の津波避難タワー
【芸西村】村には漁港はなく標高10の砂丘が続き、沿岸に沿って「ごめんなはり線」が走る。
・写真なし
【安芸市】沿岸は安芸川両岸の低地を除いて、沿岸は高い砂丘や山麓で、中心部は標高10mで小学校や裁判所がある。
2025年4月29日
・4061 安芸漁港の防波堤
・4067 安芸川河口の海岸堤防と河川堤防
【安田町】沿岸道路標高は約10mで住宅、町役場、小学校も標高10m。
・写真なし
【田野町】沿岸道路標高は約10mであるが、奈半利川右岸は標高が低く町役場、駅、病院、小学校は標高4~5mで津波避難タワーも多い。
・写真なし
【奈半利町】中心部の沿岸は標高7m程度であるが、奈半利漁港の周囲は低く、住宅地、奈半利駅、小学校、町役場も標高5m。
・写真なし
【室戸市】西側沿岸は標高10mの海岸段丘が続く。中心部の室津には市役所や公共施設が標高8~10mにある。漁港(室津、室戸など)は全て掘り込み港と思われる。室戸岬を回ると佐吉浜を除いて大きな集落はない。
2025年4月29日
・4076 室戸市行当岬
・4090 掘り込みの室津港(1)
・4093 掘り込みの室津港(2)
【東洋町】北部沿岸にある町役場標高は7.5mである。その北の甲浦は阿佐海岸鉄道の始発駅があるが、駅や中学校の標高は2.5mで防潮堤はない。
・写真なし
【海陽町】南部の宍喰地区の防潮堤は標高8mだが、住宅地や駅、小学校の標高は3~4m。中心部の沿岸道路、住宅地、中学校等は標高10m以上にあるが、内陸のJR阿波海南駅や小学校は標高5mである。
・写真なし
【牟岐町】中心部の牟岐港付近は標高2~4mであるが、小中学校は8m、県立病院は20mである。その先は日和佐までは長く断崖が続く。
・写真なし
【美波町】日和佐は沿岸道路標高2m+1mの防潮壁で、駅や町役場、小学校の標高は約3mである。由岐地区や木岐地区も同様で、さらに東部は小さな漁港が点在する。
2025年4月30日
・4196 阿部漁港で住宅はやや高台
・4201 伊佐利港で住宅はやや高台
【阿南市南部】橘湾にJパワーの橘湾発電所、四国電力の橘湾発電所・阿南発電所があり、発電所標高は3m程度で防潮堤は確認できない。
2025年4月30日
・4136 四国電力・阿南発電所
・4149 Jパワー・橘湾発電所
・4169 四国電力・橘湾発電所
〇まとめ
南国市から東は沿岸に高い防潮堤があるが、それ以外は津波対策ができていない。
災害図上演習を活用した防災対策推進サイト





























