南海トラフ被災想定地域の視察報告

7 静岡県牧之原市~静岡県沼津市北部

【牧之原市】御前崎港の隣の地頭方港は周辺道路標高3m+防潮壁2mで、近くには小学校や住宅多数だが、台地上に移転移住が可能。静波地区は高さ7.5mの防潮堤を工事中。  

2024年7月7日

・8865 地頭方港の防潮壁7.5m「で部分的に完成

・8878 同、工事中

・8893 相良の自然砂丘+松林(標高8~10m)

・8923 静波海岸の防潮壁(地盤高5m+防潮壁2.5m)

2025年8月26日

・5680 須々木海岸の砂丘(堤)
・5683 須々木海岸(内陸側)
 

【吉田町】

吉田町の沿岸部(坂口谷川河口付近~大井川)の堤防工事も進んでいる。吉田

漁港から大井川間は10mを超える防潮堤が完成している。

2024年7月7日

・8973 吉田町の西側 7.5m完成

2025年8月26日

・5689 吉田町の西側海岸(1) 5m
・5698 吉田町の西側海岸(2) 7.5m工事中
・5704 吉田漁港(地盤2m+防潮壁3m=標高5m)
・5707 川尻側(港近く)
・5719 川尻側
・5727 川尻側

【焼津市】大井川堤防は標高8mで、左岸にある大井川港の周囲道路標高4m+防潮壁2m。駿河湾沿岸は標高5mの砂丘+防潮林が焼津港まで続く。焼津港は周辺道路標高3m+防潮壁3mで、周囲の住宅地や市役所の標高は1~3m程度。焼津市北部から静岡市の用宗までは断崖が続く。

2025年8月26日

・5748 焼津市南部の堤防
・5761 焼津港の陸閘

【静岡市(駿河区)】用宗海岸の沿岸道路標高は約6mで住宅などの標高も6m。用宗漁港の周囲住宅標高は3mで防潮壁はなく津波避難タワーがある。安部川を渡ると内陸部に低地があり、中学校や介護施設の標高は3~4mである。その後、美保半島に至るまで、沿岸道路標高は6~8mである。 

・写真なし

【静岡市(清水区)】三保半島の学校や施設は標高5m~8mで、清水港側の住宅は2m以下もある。清水港には防潮壁はなく、清水駅や区役所、商店街、小学校も標高は2m程度である。薩埵峠~由比~蒲原~富士川までの沿岸道路標高は6~10m前後である。 

・写真なし

【富士市】富士川~田子の浦の沿岸は標高15mの台地(砂丘?)である。田子の浦周辺には住宅や大きな工場があるが、標高は3mで防潮壁はない。田子の浦~沼津市までの沿岸は再び標高15m程度の台地が続くが、その内側は3m以下の農地である。

2024年7月8日

・9043 田子の浦の航路脇のタンク 

・9051 田子の浦の東側

【沼津市北部】西部の沿岸標高は約15mで、沼津港付近では標高8mとなる。その間の砂丘の内側低地に住宅地や小学校がある。沼津港は大型水門と狩野川堤防に囲まれている。御用邸付近の堤防は標高8mに工事中静浦漁港付近は沿岸道路標高3m+2mの防潮壁で、近くの小中一貫校の標高は4mである。

2024年7月8日

・9061 沼津港の大型水門「びゅうお」の西側

・9072 狩野川河口の堤防(高さが足りない)

・9074 狩野川河口の陸閘の管理状況

・9105 御用邸の沿岸部(海岸堤防を6m~8mに嵩上げ)  

・9117 陸閘は閉めておく

〇まとめ
ほとんどの地域で津波対策が進んでいるが、焼津港、清水港、田子の浦港などの港湾部は無防備に近い。